トースターの焦げ付きを綺麗に落とす方法

朝パンを焼いたり、夜ホイル焼きを作ったり、
結構活躍するオーブントースター。

パンくずが溜まっていたり、油がこびり付いていたり、
汚れたままのご家庭も多いのでないでしょうか？

忙しい毎日でなかなかトースターの掃除までできませんよね。

そこで今回は、頑固にこびりついてしまった焦げ付きを
綺麗に落とす方法を紹介していきたいと思います。

定番なお掃除方法、重曹！

掃除といえば重曹というイメージの方もいますよね？

トースターの焦げ付きも重曹で落とします。

用意するものは、
重曹、水、混ぜる容器とヘラ、ラップやキッチンペーパーです。

手順は次の通りです。

① トースターの網やパンくずの受け皿を外し、大きな汚れは取っておく。

② 重曹3:水1 の割合で混ぜ、重曹ペーストを作る。
(ペーストが硬かったり柔らかかったりした場合は調節してください。)

③ 受け皿と網はペーストをたっぷり塗る。
(網はペーストが垂れてしまうので、ラップを敷いてやると良い。)

④ ペーストが乾燥しないようにラップをする。

⑤ トースターの扉やガラス部分にもペーストを塗り、ラップをする。

⑥ 重曹小さじ1杯と水100mlで重曹水を作る。
(割合は厳密ではないので、余った重曹ペーストに水を足してもOK。)

⑦ キッチンペーパーに重曹水を浸し、トースターの内部に湿布する。

⑧ このまま1時間程放置する。

⑨ 汚れが浮いてきたら拭き取る。

• 受け皿と網は食器用洗剤で洗う。
• 扉部分はペーストをキッチンペーパー等で拭き取った後、水拭きする。
  （こすり取るように拭くと汚れが落ちやすい。）
• 重曹湿布した内部もこすりながら拭き取り、水拭きをする。
  ここで注意して欲しいのが、ヒーター管は割れやすいので、
  あまりガシガシ拭かずに優しく拭く。

以上が、大まかな手順です。

トースターの外側も重曹水で拭くと、パッとみた時も綺麗で、
気持ちが良いのではないでしょうか。

また、網部分が取り外せないタイプの場合は、
メラミンスポンジに重曹をつけてこすり取ってください。

手が届かない部分は歯ブラシ等を使ってこすり洗いすると良いでしょう。

重曹で取れない頑固な汚れには酸素系漂白剤！

先ほど紹介した重曹での掃除方法でも取れない頑固な汚れには、
オキシクリーンやセスキ炭酸ソーダなどの酸素系漂白剤が効果的です。

特にセスキ炭酸ソーダは重曹と比べると１０倍の洗浄力なので、
最近注目されている掃除方法です。

オキシクリーンで掃除する場合は、
オキシクリーンはお湯の方が効果が高まるので、

４０〜６０度のお湯５００mlと
オキシクリーンを付属のスプーン１/８（３.５ｇ）溶かして使います。

セスキ炭酸ソーダで掃除する場合は、
５００mlの水にセスキ炭酸ソーダを小さじ１杯溶かして使います。

トースターの材質がアルミだった場合は要注意！

アルミは紹介した重曹、オキシクリーン、セスキ炭酸ソーダなどの
アルカリ性の洗剤に弱く、
逆に黒ずんでしまうことがあります。

使っているトースターがアルミ製だった場合は、
中性洗剤やクエン酸を使いましょう。

中性洗剤で掃除する場合は、
受け皿や網は丸洗いまたは中性洗剤を入れた水につけておきます。

取り外せない部分は、乾いた布に中性洗剤を２〜３滴染み込ませて拭きます。
その後は水拭きと乾拭きをしてください。

クエン酸を使う場合は、４００mlの水に大さじ２のクエン酸を溶かし、
スプレーボトルに入れます。

汚れにクエン酸水を吹き付け、キッチンペーパー等で拭きます。
汚れがひどい時は重曹の方法と同様にクエン酸水を湿布すると効果的です。

トースターを汚れさせないためにも日頃気をつけたいこと

日頃使うものは綺麗に保っておきたいけど、
頻繁に掃除するのは大変…と感じた方もいますよね。

汚れがこびりついてしまわないように、
使用のたびに気をつけておきたいことがあります。

パンくずがそのままの状態でずっと使い続けると、
硬くこびりついてしまいますよね。

揚げ物なんかは温めたときに油が落ちてしまって
簡単には取れなくなってしまいます。

少しくらいいいやと思って放ったらかしにしてしまうと、
気付いたときにはベトベト…なんてことになってしまうので、
汚れが少ししかないうちにサッとお掃除できると良いですね。

まとめ

いろんな料理で活躍してくれるオーブントースター。
使う頻度が多い分、汚れも多いですよね。

毎回洗う鍋やフライパンとは違って、
なかなか洗わずに汚れが溜まってしまっている家庭も多いと思います。

レンジなんかと比べると比較的安い家電ですが、
それでも長く使えた方が良いですよね。

今回紹介した重曹やクエン酸などは他のお掃除にも使えますので、
これを機におうちに置いてみてはどうでしょうか。
なかなか時間がない方は年に１回大掃除の日にでもやってみてください。